お知らせ
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きょうは所属しているNPO団体「マドレボニータ」の月イチ報告会でした。
昨年の夏から産・育休を取得していた貫名ゆりインストラクターがきょうの報告会から復帰。
みんなで「おかえりー」と歓迎をしました。
復帰してきても、まだまだ最初のうちはお子さんが発熱したりで、バタバタしている姿も見られると思います。
私も12年前、長女を生後7ヶ月で保育園に入園させて(つまり私は産後7ヶ月ということ)、慣らし保育もそこそこに復帰しました。
2011年、東日本大震災、統一地方選が重なって、新聞社はワタワタな春でした。
少しでも早く職場の穴を埋めよう!と、入園式後すぐ復職しました。
が、復帰2週目は自分が胃腸炎になり1週間ダウン…
3週目以降は、毎週定番になってしまった長女発熱「金曜日の呼び出し」が1ヶ月ほど続きました。
意気揚々と復帰したのに、なかなか力を発揮できずに心から申し訳なさを感じました。
職場のお仲間には「そういうものだよね」という温かい目で見守ってもらえることが一番の力になります。
最近は出産した女性も復職してくるのが「普通」になっているので、それが「当たり前」と捉えられるのは、3回とも苦労して復職した者としては悲しいなと思います。
産後はあちこち痛い体や寝不足のツラさを我慢して24時間の育児が始まります。
ちょっと育児に慣れてきても、突発的な夜泣きや突然の体調不良があったり、早くも5ヶ月前後で準備にえらく手間暇がかかる離乳食が始まったり、復職に備えて保活をしたり…
無事保育園入所が決まったら、山のような名前つけ作業があったり、慣らし保育の間の体調不良を乗り越えて…
そしてようやく、新入社員よりも緊張しながら復職してくるんです。
自分では何ともコントロールできない子どもの体調がいつも頭の片隅にあるし、久しぶりの仕事でなかなか勘が戻らなかったりします。
システムが大きく変わったり、上司が代わったりしているのも、大きな緊張要素ですね(12年前の私の経験)。
だからこそ「無事に戻ってきてくれて、ありがとう!」「おめでとう!」「また一緒にがんばろう!」と祝福してほしいのです。
休んでいた間の、仕事とは直接関係ないかもしれないけど、復帰に向けてのステップを想像して、讃えてあげてほしいのです。
これまで育児を経験したことがある人もない人も、少し想像をして、温かく育休復帰者を迎えてほしいなと思います。
3回育休を取得して、復職した者からのお願いです。
Zoomの壁紙を用意していました!
私は12年前、上司に深く傷つく一言を言われて、「この職場でキャリアを積み上げていく気持ちにはなれない」と退職の道を模索し始めました。
その上司以外はみんなよくしてくださったんですけどね。
ワーキングマザーの一歩を踏み出す者にとっては、相当こたえる一撃でした。
さあ、復職された方も、明日一日頑張ったら週末ですね。
しっかり休んで、疲れた心と体を癒してくださいね。
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